本当に紙?

非常に耐久性に優れ、多目的で、持続可能なリッチライトは、紙材に樹脂を含侵させた素材です。もともとは70年以上前に産業機械製作や木型製作のために開発されました。現在では航空宇宙や海洋、アクションスポーツ、料理、建築、デザインの分野、そして機械工作や自動車製造で使われる高品質な表面材としてあらゆるシーンで活用されています。上質な特製クラフト紙を幾重にも重ね、手作りされているリッチライト。その表面の独特の質感は、紙の繊維配列の自然な不均一性によって生まれています。FSC®認証紙または再生紙が約65%、フェノール樹脂が約35%の割合で合成されており、紙と琥珀色の樹脂が組み合わさった色合いです。

リッチライトの特徴である色むらと温かみは、屋内外のあらゆる用途に活かされています。家具、収納建具、被覆材、スケートボードパーク、一般生活用品、看板・標識、店舗ディスプレー、飲食店のテーブル、バーカウンター、調理台、また工業では、産業用鋳物の砂型、サイレントギア、鋳造用木型などに活用されています。リッチライトは高密度で耐久性を兼ね備えています。細工の容易性、見た目の美しさやなめらかで自然な風合いをかもし出すリッチライトは、あらゆるデザイン分野のプロに選ばれ、愛される素材となりました。ギターの指版から調理用まな板、スケートランプ、スマートホンケース、機械製作用木型、ルーター加工の型板まで、リッチライトは、幅広い製品と産業で使用されています。

 

製造工程

歴史

製造工程

リッチライトの製造工程は、単純であり、複雑でもあります。熱硬化性樹脂をしみ込ませたロール紙を裁断し、ハンドレイアップという方法で成形されます。バランスと安定性を確保する為、人手により一枚一枚を注意深く、互い違いの方向に重ねます。板状に積み重なった材料に均一な熱と圧力をかけると、樹脂が固まり、層になった紙同士が結合します。時間をかけてこれを冷却すると、固く、強い素材が出来上がります。リッチライトは、多様な大きさと厚さにプレスすることが可能です。厚さは¼インチ(≒6mm)から3インチ(≒75mm)まで、大きさは、5フィート×12フィート(1525mm x 3660mm) まで対応可能です。

当社の歴史

1943年に太平洋岸北西部に誕生したリッチライトは、当初、航空宇宙産業の機械製作に使われていました。紙でできた複合材・リッチライトは、衛生的で耐久性が高いことから、やがて食品業界にも導入されるようになります。また海洋産業では耐水構造が評価され、アクションスポーツ産業ではスケートボードパークの建設に使われるようにもなりました。2000年代になると、建築・デザイン界でも屋内外の多様な用途に活用されるようになりました。現在では一般生活用品にも幅広く使われる一方、工業用素材としても活躍し続けています。


リッチライトの全製品がこれらの認証を受けています:

グリーンガード認証(米国環境基準)は、世界で最も厳しく包括的な低VOC放散量の基準を満たしている製品であることを保証します。

FSC® C020482

FSC(森林管理協議会)認証は、責任ある森林管理の規格を満たし、環境的・社会的・経済的恩恵をもたらす認証林から生産された製品であることを保証します。

リッチライト独自の浸潤装置が、製造工程で出た排出数が持つ熱エネルギーを回収し、加熱システムの燃料として再利用します。


リッチライトの全製品がこれらの認証を受けています:

GREENGUARD認証(米国環境基準)は、世界で最も厳しく包括的な低VOC放散量の基準を満たしている製品であることを保証します。

FSC® C020482

FSC(森林管理協議会)認証は、責任ある森林管理の規格を満たし、環境的・社会的・経済的恩恵をもたらす認証林から生産された製品であることを保証します。

リッチライト独自の浸潤装置が、製造工程で出た排出数が持つ熱エネルギーを回収し、加熱システムの燃料として再利用します。